1986年　世界で初めて無着陸、無給油で世界一周飛行を成功させた機体です。
操縦はディック・ルータンとジーナ・イェーガー、機体設計はディックの弟であるバート・ルータン、製作は彼らを中心に行われました。
世界一周に要した飛行時間は、９日と３分４４秒と記録されています。　　（１９８６年12月14日～23日まで）

後部に推進用液冷（１１０ｈｐ）と前部に牽引用空冷（１３０ｈｐ）エンジンを持ち、安定飛行後は後部エンジンのみで巡航しました。
尚、平均飛行速度は１８７km/hでした。

特筆すべきは、この飛行計画と実行が民間によって行われたことであったと思います。