高速性と緩降下爆撃を可能とする要求のもとに作られた機体です。
先に開発が始まった屠龍の完成が遅れたことから、屠龍の主翼構造は、このki−48の設計が応用されています。
速度性能の優位性は大戦が進むにつれ無くなって行きましたが、機体の扱い易さから稼働率が高く終戦まで使用され続けました。
機体下部の形状から「おたまじゃくし」とあだ名され、この狭い機体に4名の搭乗員が乗り組んでいましたが、副操縦士は乗っていません。
機体内部は、床高の異なる構造で、このペーパークラフトを作るのに苦労した点にもなっています。